アイス、アフターなど基本用語から枝、お茶を引くなどの専門用語まで解説しました。
キャバクラ業界用語集-あ行
あ行のキャバクラ業界用語を出来るだけ多く集めて、その意味をわかりやすくご紹介しています。働く前にわからない用語はチェックしておきましょう。
あ行
- アール(R)
- リザーブのことをアルファベットの頭文字を取ってRと呼びます。 これは予約を意味していて、指名のことを差す場合もあります。
- アイス
- そのまんま、氷のことです。 キャバクラではボトルのお酒を水割りで提供するので、アイスはとても身近な物となります。
- アイスクラッシャー
- 氷を砕く専用の機械のことです。 お酒に入れる氷や単純に冷やすだけの目的使う氷など、用途に分けて作成出来ます。 特殊な氷も作れるのでイベント時に活躍します。
- アイスピック
- 氷を砕く太い針のような道具です。 大きい氷を砕く場合もありますが、ほとんどは氷同士がくっついてしまった時に利用します。 慣れないと怪我をするので注意です。
- アイスペール
- 主にお酒を提供するお店で、氷を保管しておく容器のことです。 水割りを作る際に氷を利用したり、場合によってはアイスペールにワインなどのボトルを入れたりします。 別名をアイスバスケットとも呼びます。
- 合番
- 1人のお客さんが、2名以上のキャバ嬢を指名してテーブルへ呼び寄せることです。 他にキャバ嬢を指名しているお客さんが居なければ、女の子を独り占め出来る贅沢な瞬間です。
- 朝キャバ
- その名の通り、朝から営業しているキャバクラ店の通称です。 夜に時間が作れない女性が働くのに適しています。 しかし、良いお店で無ければ客層が悪いので注意が必要です。
- アフター
- お客さんと一緒に、カラオケや食事に行く疑似デートのことです。 時給の対象にはなりませんが、キャバ嬢の大事な仕事の1つとなります。 ただし、キャバクラ派遣ではアフターを行う必要がありません。
- アリバイ対策
- キャバ嬢をやっているのを知人や親族にバレるのを防ぐ対策です。 お店が架空の会社名を名乗って、しっかりと働いていることを証言する場合があります。
- アンダー
- 18歳未満ことを差します。 キャバクラでは18歳未満、または高校生を働かせるのは禁止されています。 営業停止にされてしまうため、厳重に年齢確認を行います。
- 移籍
- キャバ嬢が他のキャバクラ店へ移ることです。 お店にとっては常連客も失いかねないので、人気キャバ嬢の移籍はトラブルが起きやすいです。 売れていないキャバ嬢には使われない言葉です。
- 痛客
- そのままの意味で、言動が痛い残念なお客さんです。 オタク系の気持ち悪いお客さんや、暴言や暴力を振るうお客さんにも使われます。
- 一見さん
- 初めてお店に来たお客さんのことです。 初回割引や人気のキャバ嬢を優先的に付けてくれるなど、様々なサービスがあります。 高級なクラブになると、逆に一見さんは入店を拒否されてしまいます。
- イベント
- 普通に、誕生日やクリスマスなどのイベントです。 キャバクラ店によってはメイド服やサンタ服のコスプレをする場合があります。 お店は稼ぎ時なので非常に忙しい日になります。
- 色恋営業
- お客さんを惚れさせて恋人同士のつもりにさせる営業方法です。 定期的にお店に来店させて、売り上げに貢献してもらうために行います。 複数のお客さんを惚れさせる場合は、言動に工夫が必要です。
- 色恋管理
- キャバ嬢がお店を辞めないように、男性スタッフが恋愛関係になって引き止める手段です。 多くのキャバクラ店ではキャバ嬢と男性スタッフの恋愛が禁止されています。 スタッフと恋愛関係になったら、色恋管理を疑いましょう。
- インカム
- 男性スタッフ耳に付けて、周囲のスタッフとコミュニケーションを取る道具です。 大型のキャバクラで使用されており、ショーを行う場合は必須となります。
- 印取り
- 給料日以外にお金を受け取る場合に、判子を押す行為を差します。 特別ボーナスや給料の日払いなどで、この印取りをします。 後でお金を貰った、貰っていないのトラブルにならないようにしています。
- インビ
- インビテーションカードの略称で、いわゆるサービス券のことです。 お店で配ったり、常連客の自宅へ郵送したりしています。 最近ではスマホなどへ電子データで送ることもあります。
- ウェイター
- キャバクラ店で働く男性スタッフのことです。 他にも、黒服、メンバー、ボーイなど呼び方はお店によって変わります。
- ウェイティング
- キャバ嬢が少なくて、カウンターや座席でお客さんを待たせる状態のことです。 しびれを切らして帰ってしまわないように、いろいろな気配りが求められます。
- 裏書き
- キャバ嬢を指名していないフリーのお客さんに、名刺の裏に電話番号やLINEを書いて渡すことです。 店外でお客さんと連絡を取り、指名してもらったり、お店に来てもらったりします。
- 裏引き
- 裏と呼ぶこともあり、お客さんをお店に呼ばずにプライベートでブランド品を買ってもらう行為です。 キャバ嬢にとってはメリットが大きいですが、お店によっては罰則があります。
- 売掛(うりかけ)
- 特別なお客さん、お得意様のお客さんは、時々代金をツケにして帰ることがあります。 もしツケの代金が支払われない場合は、担当のキャバ嬢が肩代わりする意味で使われます。 ただし、ツケを許すお店自体が少ないのであまり心配は要りません。
- 永久指名
- お客さんが1度キャバ嬢を指名したら、それ以降指名を変えられないお店のルールです。 永久指名を受けると、お客さんがずっと指名し続けることになります。 キャバ嬢にとってすごく名誉な指名です。
- 営業電話
- お客さんに電話を掛けて、お店に遊びに来てくれるようにお誘いすることです。 営業電話をしっかり行っていないと、指名が貰えなくなるリスクがあります。 お店に誘うだけでなく、定期的に電話している方が好感度アップです。
- 営業メール
- お客さんにメールを送ってコミュニケーションを取る営業方法です。 電話より効果は薄いですが、大勢に送信できるので手間は少ないです。 ガラケーのお客さんも居るのでメールアドレスは大切です。
- 営業LINE
- 電話やメールと同様に、お客さんをLINEでお誘いする営業です。 スマホが普及しLINEで営業するキャバ嬢がかなり多くなっています。 お客さんによってはガラケーを使用しているので注意が必要です。
- 営停
- 営業停止の命令が下されることで、事実上の閉店を意味します。 法律違反が行われていたり、風営法に引っかかる営業をしていた可能性があります。 お店もキャバ嬢もつらい状況に追い込まれます。
- 枝
- 大金を使う常連客と一緒に来るフリーのお客さんのことです。 今後、指名をしてくれるお客さんになる可能性があるので、キャバ嬢にはチャンスとなります。 枝のお客さんの売り上げも、指名を取っているキャバ嬢に加算されます。
- 延長料金
- 最初のプランから時間がオーバーした時に発生する料金です。 30分ごとに料金が加算されていくシステムが一般的です。
- オールタイム
- すべての時間で、何時から飲み始めても、などの意味で使用されます。 オールタイム4000円というように、料金説明として活用します。 20時に入店しても、22時に入店しても料金は同じです。
- オープン
- お店の営業を開始すること。もしくは開始する時間の意味で使われます。 オープンの時間はお客さんに聞かれる場合があるので、覚えておく方が良いでしょう。
- オープンラスト
- お店の開店から閉店まで、1人のお客さんがずっと滞在して飲み続けることです。 良いお客さんなので、お店からは非常に優遇されています。 オーラスと呼ばれる場合もあります。
- お祝い金
- キャバクラに本入店した時に、まとまったお金が貰えるシステムです。 大体5万から10万ぐらいが相場となっています。
- 送り
- 勤務が終わったキャバ嬢を、自宅まで車で送ってくれることです。 有料のケースが多く、同じ方面へ返るキャバ嬢と一緒になる場合もあります。
- お茶をひく
- 指名がまったく取れないキャバ嬢のことです。 待機部屋でずっと座っているだけなのに、減給の対象になりやすいです。 出勤日数を減らされる場合もあります。
- お願いします
- キャバ嬢がお店のスタッフを呼び止める時に使う言葉です。 お客さんが居る席から勝手に離れてはいけないので、こうした言葉でスタッフを呼びます。
- お見送り
- お会計が終わって帰るお客さんを、お店の前やビルの入り口まで見送ることです。 うまく会話を終わらせないと、お店の前で何十分も時間を取られてしまいます。
- 親バレ
- キャバクラでキャバ嬢をしているのが、親にバレてしまうことです。 両親に秘密で働いているキャバ嬢は多いので、アリバイ対策をしておくのが一般的です。
- オリシャン
- オリジナルシャンパンの略で、顔写真や文字を彫刻してプリントし、豪華に装飾したものです。 すべてオーダーメイドで作成されるので、世界で1つだけの物にすることも出来ます。 誕生日などのサプライズに最適です。
- オンリー
- お客さんにキャバ嬢が誰も付いておらず、1人きりになってしまう状態です。 この状態は非常に悪いため、見かけたら男性スタッフへ連絡しましょう。
- オーダーマッチ
- キャバ嬢がライターを付けて男性スタッフを呼ぶ方法です。 声を出して呼べない状況の時に、こっそり合図するための手段となります。